②集計に必要な項目だけを表示する。

df(データフレーム)として表示出来たら、
次にCSVファイルにある項目名(赤い枠の中)を
「df.columns.values」を使って抽出します。

import pandas as pd

#読み込み
df = pd.read_csv(r'C:\成立履歴_20210605074052.csv',encoding='shift jis')

print(df.columns.values)

抽出結果としてdf上にあるすべての項目がリスト表示されます↓

  ['成立日時' '通貨ペア' '区分' '売買' '注文種別' '執行条件'
'注文金額' '注文価格' '成立価格' '決済対象' '確定損益''(売買損益)' '(スワップ)']

この中から集計に必要な項目を選びます。

今回集計したいのは

・「通貨ペア」の回数
・「確定損益」の合計
・「(スワップ)」の合計

表示方法は df['〇〇'] と項目指定することで表示できます。
ですから必要な項目が一つならばdf['通貨ペア']とします。

ですが今回は複数個なので df[['〇〇','〇〇']]となります。

黄色の枠内のリスト表示された中から必要な項目として、
['通貨ペア','確定損益','(スワップ)']をそのままリストとして記入します。

df[['通貨ペア','確定損益','(スワップ)']]
↑リストをそのままdf['〇〇']に記入しますから[]は二重になります

#必要項目
df = df[['通貨ペア','確定損益','(スワップ)']]
print(df)

dfの表示結果

   通貨ペア  確定損益  (スワップ)

0  AUD/NZD   551       0
1  AUD/NZD   551       0
2  NZD/JPY   781     -19
3  NZD/USD   770       0
4  NZD/USD   768       0
5  NZD/JPY   781     -19
6  AUD/NZD   554       0
7  AUD/NZD   555       0

次に上記のdfの項目「通貨ペア」の出現回数と、
「確定損益 (スワップ)」合計数を表示します。

③金額集計(確定損益・スワップ)groupby/sum

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